税理士インタビュー
お客様と“同じ目線”でサポート
一緒に利益を追求してそれを地元京都へ還元
税理士を目指したきっかけは?
実は…元々税理士を目指していたわけではなく、税理士になる前は実家の呉服屋で働いていたのですが、義理の父である前所長が公認会計士として監査法人で大手企業を担当したり、頻繁に海外出張へ出かけたりして活躍する姿を目にしているうちに、「自分でもやってみたい」と思うようになり、30歳を機に税理士を目指しました。
九鬼会計事務所の所長に就任された経緯は?
平成24年(2012年)に前所長と交代して所長に就任したのですが、前所長が高齢になったこともあり、その前年から交代の話は出ていました。
所長交代に向けて準備を進める中、2012年初頭に前所長が病で倒れてしまったため、前倒しのような形で所長に就任することになりました。
九鬼会計事務所が大切にしている理念は?
お客様と“同じ目線”で考え、取り組むことです。
そのためにも、特に用事がなくてもご依頼者様のもとへ足を運び、親密な関係を築くように心がけています。
そうしてお客様と同じ目線に立ち、一緒に発展することで地域社会に貢献したいと思っています。
60年以上の歴史
豊富な知識・経験をもとに様々なご相談に対応
どのようなご依頼者様が多いですか?
法人との顧問契約が多いですね。
個人事業の時から顧問契約を結び、法人化してもそのまま引き続きお手伝いさせていただいているケースが多いです。
長年お付き合いさせて頂く間に成長されているお客様がたくさんおられます。
法人との顧問契約だけでなく、個人事業の方の顧問契約や、遺産相続に関わるご相談件数も多く、申告の取り扱いの実績も豊富です。
法人は地元京都の企業が中心で、そうした企業の成長・発展をサポートすることで、地域の成長・発展にも貢献できればと思っております。
経営や資金調達などの法人のお悩みから
相続問題などの個人のお悩みまで
地元に根ざした税理士事務所として幅広くお応えいたします
現在の事務所の体制は?
税理士である私と男女5名の所員が在籍しています。
専門家の目から見る“相続問題の現状”は?
まず生前からのご相談が少ないということが挙げられます。
こちらから遺言書の作成などの生前対策のお話をしても、「そんな話は私が死んでからしてください」と言われることが多いです(苦笑)。
ですが、円満な相続のためには生前からのご相談が大事で、きちんと対策されているのは全体の1~2割程度ではないかという印象です。
また事業をされている方であれば、事業承継における納税の全額猶予の問題があります。
これを上手く活用できていればいいのですが、使い方を誤ると怖い制度と言えます。
何年かに1回は書類を提出して条件を満たしていかなければいけませんし、それを怠ると全額一括納付を求められ、延滞税を支払わなければいけません。
なので、積極的にはおすすめできないというのが私の考えです。
最後に、HPをご覧の方へメッセージをお願いします
昭和29年に開設した九鬼会計事務所は、京都で60年以上の歴史を持つ税理士事務所です。
長きにわたる歴史の中で積み重ねてきた知識・経験・実績を活かして個人・法人にベストサポートをご提供いたします。
ご相談の際にはと“同じ目線”に立つことを大切にして、「どんなことでお悩みなのか?」と常に考えてお話・お悩みを傾聴いたします。
経営や資金調達などの法人のお悩みから、相続問題などの個人のお悩みまで、幅広くお応えいたしますので、どうぞお気軽にご連絡ください。